24時間スト

9月3日2010年

日テレが24時間ストライキをやった…らしいんだけど、「放送への影響は最小限にする」とかで、テレビの画面は普段通りだった。

ネットの反応を見てみると「高給取りがストなんか」というのもあったけど、「どうせなら放送を止めちまえ」とか「こんなストじゃ意味ない」とかいうのもあったりもする。

まあ、放送の画面が普段と変わらないからといって、ストライキの意味がないわけじゃない。一見、普段と変わらない放送をするために、管理者側はおそらくずいぶん苦労したはず。もっとも24時間テレビの後なので、スタッフの配置やスケジュールなどはそもそも最初から普段と違っていたのだろうから、調整の手間がちょっと増えただけなのかもしれない。
まあ詳しいことはよくわからないけど、それでもよくやったと思う。

しかしぼくは最初、「高給取りが…」というネトウヨ的反応が多いのかなと思ってたんだけど、それほどでもなかったのがちょっと意外だった。まあ、放送に影響がなかったというのもあるんだろうけど。
いまどきストライキができるのは高給取りぐらいのもの、という気もするけれど、しかし給料がいくらだろうが不当な処遇には断固たたかわなきゃいけない。それで下請けにシワ寄せが行ったりするようなことがあれば、下請けの組合なんかと事前に調整して…というのが正論なんだが、下請けプロダクションに組合なんてないんだよね。形としては、下請けのプロダクションなんかが「スト破り」をしている形になっちゃってるんだけど。だからこそ組合を作れ、ということになるんだが、このあたりが日本的な企業内労組の問題なんだろうなあ。

放送に影響を与えないようにする、というのは、どう考えりゃいいんだか、ちょっと難しい。
放送の公共性みたいな高尚な話なのか、それとも「スポンサーにご迷惑はおかけしません」という次元の話なのか。舞台裏をてんてこ舞いさせればそれでいい、ということなのか。
個人的には、たとえ深夜の5分間でも、3分間でも、放送を止めて「現在スト決行中」なんてテロップを出すぐらいのことをしてもよかったんじゃないかなあとか思うんだが。それとも、何かやったのかしらん。

ネットを見ると、昇給ペースの抑制や残業単価の切り下げなどの不利益変更に反対ということらしいんだけど、理由がよくわからない。民放労連のサイトにも何も出てない。そのへんをちゃんと世の中に伝えてほしいと思うんだけど。
別に日テレだけじゃないけれど、企業内で完結しちゃうのが日本の企業内労働組合の悪い所だなあ。
労働運動って、団結と連帯だと思うんだよね。企業内で団結するのはいいけど、そのたたかいが連帯を呼ばないと、運動になっていかない。残念なところだと思う。

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