韓国映画 - 私たちの生涯最高の瞬間
冬のオリンピックの真っ最中。ときどきテレビで観戦しているのだけど、おもしろい試合はなかなか流れない。まるでダメダメの日本チームが出場する試合ばっかりで、面白くない。日本選手なんて出てこなくていいから、見て面白い競技をどんどん流してほしい。
映画もそうなんだけど、オリンピックだとかワールドカップだとか、韓国は政府ががんがん資金を援助する。今度の冬のオリンピックでも、得意のスケートを中心にずいぶんたくさんメダルを取ってるけど、韓国って、金メダルみたいな我が民族の国際的な栄誉にむちゃくちゃ弱いみたい。そして誰もが金メダルのためなら莫大な国家予算を投入すべきだと思ってる。とにかく「国を挙げて」が好きな国民だ。こうした国際的な番付への執着は、あるいは、「北」に対して南側の優越性を誇示するところから始まったのではないかと思う。行き過ぎなきゃいいんだけどね。
ところで韓国では国家人権委員会が人権意識を高めるための映画に支援をしている。そんな国家人権委員会の作品を何本か撮ってるのがイム・スルレ監督。なんとなく、人権映画専門家、みたいに思っていたんだけれど、こんな映画も撮るんだね。
ムン・ソリ、キム・ジョンウン、オム・テウンといった人気俳優が出演する商業映画で、かなりいい興業成績をあげたらしい。
ぼくも知らなかったんだけど、アテネ・オリンピックで銀メダルを取った韓国ハンドボールチームの実話の映画化だそうで、すごい名勝負だったとか。その感動を映画でもう一度というわけだ。
内容的には、まあ、普通のスポーツドラマだと思う。ダメダメなチームがみんなの努力で最高のチームになって、オリンピックで金メダルを争うまでの感動のヒューマンドラマ、というところか。オリンピックで中継にかじりついていた韓国人が見れば、また違うのかもしれないけど、それほどでもない。個人的には、イム・スルレ監督がこのテーマをどう料理しているのかに興味があった。そういう見方をすると、おばさんたちの自己実現だとか、女性を軽視する男どもへの批判とか、そんなスパイスもきいているのかなあという気もする。
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