韓国独立映画 - 昼から酒を呑む
ハリウッドの映画なんかだと、制作費が数十億とか百億を越えるとか。人気の高い俳優や優秀なスタッフを雇ったり、背景を作ったり、建物を爆破したり飛行機を墜落させてみたり、とにかく金がかかるだろうなというのはわかる。
昨年、韓国でちょっと話題になった「昼から酒を呑む」という映画は、総製作費1000万ウォンだったという。今のレートで日本円に換算すると70万から80万円弱。日本の物価水準だと、100万円ぐらいの感覚か。ポンと払える金額ではないかもしれないけれど、個人で何とかできない金額でもない。これで結構な映画ができてしまう。聞いてみたわけじゃないけれど、メディアクトの貸出機材や設備を使えば、そういうこともできるんだろうなと思う。
ちなみにこの映画、そこそこ観客も入って、制作費対収入は最高だったそうだ。
内容的には、それほど派手なところはないロードムービーで、さえない失業青年が旅先でトラブルに巻き込まれるというコメディ。
画面的には、いかにも安上がりっぽくて、照明も貧相だし、音の状態も悪い。だけど、その安っぽさが、トホホな主人公の境遇に妙にマッチしていて、それはそれでいいのかなという気もする。
カメラワークや演出の技術的な部分については、ぼくはよく知らないけれど、たぶん、そのへんがしっかりしているんだろう。
こういう若手が成長したらどんな映画を撮るのか、なかなか楽しみだ。
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