モダンジャズ・ヒット曲集
何となく「モダンジャズのヒット曲集を作ってみよう」と思い立った。
LPとは言わない。CDでも、「あの曲を聴きたい」というときはやっかいなものである。棚をかきわけて目的のCDを探すのが一苦労。そしてケースから出してプレーヤーにセットして選曲して...
ところがハードディスクにポイポイ放り込むようになってから、選曲はむちゃくちゃ楽になった。で、簡単に「モダンジャズ・ヒット曲集」ができてしまった。
そこらに溢れる「モダンジャズ名曲集」ではない。あくまでもヒット曲。ヒットチャートに載ってそこら中で嫌になるほど流れていたような曲ばっかし集めてみた。決してマニアが好むような芸術的な名演奏ではないとしても、とにかく大衆ウケしたモダンジャズのヒット曲という趣向。
スイング時代はともかく、モダンジャズとなるとそれほどたくさんはない...
ラムゼイ・ルイスのジ・イン・クラウド、デイブ・ブルーベックのテイク・ファイブ、リー・モーガンのサイドワインダー、ジャズ・メッセンジャーズのモーニン、ハービー・マンのメンフィス・アンダーグラウンド、ルー・ドナルドソンのアリゲーター・ブーガルー、キャノンボール・アダレイのマーシー・マーシー・マーシー、ナット・アダレイのワークソング...
ジョージ・ベンソンのマスカレードあたりは悩ましいところ。ヒットには違いないんだが、これがモダンジャズか、みたいな感じ。もっとも、上にあげたモダンジャズのヒット曲を見れば、純粋なフォービートって少なくて、ロック調だったりソウル調だったり、ってのが多いんだけど。でもボーカルものを入れると悩ましさが激増するので、とりあえずボーカルものは外す、と。ウェザーリポートのバードランドなんかも入れたいような気がするけど、フュージョン系に広げるとこれまた悩ましくなるので、これも外す。
こうして並べてみるとなんだか懐かしい。といっても、リアルタイムでこれらの曲を聴いていたのではないのだけど、それでも子供の頃、どこかで聴いた記憶のある曲。特に記憶に残ってるのがジ・イン・クラウドで、これは「床屋」のラジオで髪の毛をチョキチョキ切られながら聴いた。フロアの手拍子がかっこよかった。
サイドワインダーとかアリゲーター・ブーガルーも、おそらくラジオだったと思う。というか、テレビでこんなのかけるわけもないし、うちには「ステレオ」なんてなかったし、ジャズ喫茶なんてものに出入りするような歳じゃなかったし。
さて作ってみたのはいいけれど、しかしこういうヒット曲集は、あまり何度も自分で聴くようなもんじゃないなあ。
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