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時事川柳では3S(Speed, Style,Sense)が大事~川柳講座報告
11月25日、「ワーキングプア川柳講座」が開催されました。参加者は9名、講師は川柳作家であり研究家でもある尾藤一泉さんでした。今回は、よい句・選ばれる句を作るには何を考えればいいのかをメインテーマとして、川柳の歴史を踏まえ、また現在の川柳界全体を俯瞰して川柳はどうあるべきかまでを見据えた広い視野での話でした。
川柳の創始者である柄井川柳の選句が面白いことから人気をえて、人の名前が
文芸の名前にまでなったという話。
先日の建長寺川柳シンポジウムでの投句を実際に見比べて、選句のポイントは
何かという話(見るポイントはオリジナリティと完成度)。
各地で行なわれている句会での選句数の比較、また句会用語の基礎知識など。
後半は川柳の視野ということで、伝統的な客観視点に基づく川柳から、今日ど
のように変化してきたかという話。
時事川柳のような、理性的、批判的なタイプや、情念を引き出すような自己表
出の手段としてのタイプなど、それら全てが現代川柳なのだという話。
また特に時事川柳では、3S(Speed, Style,Sense)が大事な選句の物差しだ
という話もありました。
そのあと若干の質疑応答をし、今度のレイバーフェスタでの選句はどのような
やり方で行なうべきかについても話し合いました。
川柳とはどういう文芸であるのか、非常に視野が広がった有益な講座だったと
思います。(正木)
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