インターネット・ラジオ 2. リスナーに必要なソフト
インターネット・ラジオの続き。
さてネットラジオにもいくつかの種類がある。
で、ネットラジオはパソコンを使って受信するものなので、しかるべきソフトが必要になる。いくらすばらしい番組でも、ターゲットとなるリスナーが、その番組を受信するためのソフトを使えなければ聴いてもらえない。
今回はリスナー側で用意しなければならないソフトについてまとめておく。
ネットラジオの場合、リスナーのパソコンに必要なソフトが入っていれば、ラジオにつなげば自動的にそのソフトが起動して音声が聞こえてくる。
問題は、そのラジオを聴くために必要なソフトが、ネットラジオ局(というかサイト)によって違うことがある。
リスナーのパソコンに、必要なソフトが入ってなければ、そのソフトをインストールしてもらわなければ、せっかくの番組も聴いてもらえない。
普通のパソコンなら、メディアプレーヤーといったような名前のソフトが付属しているはず。
WindowsにはWindows Media Playerだったかな、そんなのが入っている。
Mac OSXならQuickTime Playerが入ってるはず。
GNU/LinuxやFreeBSDなどは何が標準なのかは構成次第だが、TotemだとかXineだとかMPlayerだとかVLCだとか、そんなソフトが入ってる。
いずれにしても、これらのソフトを使えば、そのシステムが想定しているストリーミングなりオン・デマンドのラジオは聴けることになっている。ちなみに、Podcastの場合はちょっと別で、iTunesなどPodcast対応のソフトが必要になるが、今回はPodcastについては省略する。
どの形式のネットラジオがどのプレーヤーで聴けるのか聴けないかは、これがまた少々込み入っている。
そこでまず、たいていのパソコンに標準で装備されているプレーヤで聴けるネットラジオの3種類のパターンを知っておこう。
・MP3形式のファイルを使ったオン・デマンド方式のラジオ。
・MP3形式を使うSHOUTcast方式のストリーミング。
・Flash形式のオン・デマンド、またはストリーミングによるラジオ。
オン・デマンド方式のラジオは、単に音声ファイルをダウンロードさせて再生するだけなのだが、そうは言っても、配信するファイルの形式によっては受信ができないことがある。
たとえばOGG形式のファイルはWindowsやMacOSXの標準プレーヤでは再生できない。WMVはWindowsでしか再生できない。M4AとかAACだとMacかiTunes(QuickTime)が入ってるパソコンが必要だ。
Flashは最近、よくインターネットで使われるようになったが、基本的にパソコンでの再生になる。ダウンロードができないわけではないが、原則としてWebブラウザを開かないと再生できないのでちょっと特殊だということを知っておきたい。
こうなると、オン・デマンドで汎用に使えるのはMP3形式のファイルということになる。メディア・アクティビスト的にはMP3はそれなりに問題があるんだけれど、WMA(WindowsMedia形式)より罪は軽いかもしれない。
Podcastを狙うんだったら、MP3でもいいし、M4A(AAC/MP4)でもいい。Flashプレーヤを使えばMP3でもMP4でも再生できる。
次にストリーミング。ストリーミングには、これまたいくつかの種類がある。
マイクロソフトのストリーミング(mms)だと、マイクロソフトのMediaPlayerが必要になる。
アップルのストリーミングだとQuickTimePlayerとかiTunesとかが必要だ。
リアルのストリーミングはRealPlayer(HelixPlayer)を用意しなければならない。
SHOUTcast互換のストリーミングは、たいていのメディアプレーヤで受信できる。
Flashのストリーミングは、Webブラウザとフラッシュプレーヤがあればいい。YouTubeの動画が再生できれば、ラジオの音声も再生できる。
その他、いろいろなストリーミングがあって、それぞれ専用のソフトを要求したりするので注意。
ファイルの形式だとかストリーミングの方式だとか、このあたりがとてもめんどくさい。だが、もし何かソフトをインストールしなければいけないというのなら、とりあえずVLCというソフトをインストールしておくといい。これがあればラジオはもちろん、ビデオもたいていのメディアは再生できるので便利。
あと、あまり関係ないけど、Miroというプレーヤはメディア・アクティビスト的におすすめ。
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