Webサイト構築のポイント - ホームページだけではダメ

2月18日2009年

「ホームページ」という言葉がWebサイトと同じ意味で使われることが多い。Webサイトにとって、それほどホームページの比重が大きかった、ということだろう。

そのため、サイトを作る時、まず「ホームページの構成をどうするか」を考えることになるのだが、ここに落とし穴がある。今でも、もちろんホームページはサイトの「顔」であり、慎重に考えて構成しなければならないが、実はWebサイトのホームページは昔ほど重要ではなくなりつつある。いくらホームページをきっちりと作っても、Webサイトはそれだけでは十分に機能しないということを認識しなければならない。

たとえば、情報提供型サイトなら常連の購読者も、RSSやATOMなどを使って直接、記事を読めるようになっている。Eコマース型ならGoogleやYahooなどの検索サービスから個別のページに入ってくる。

「ぼくはRSSなんか使わない」とか「Webサイトを見るときは必ずホームページから見る」という人もいるかもしれない。しばしば、「このサイトにリンクする場合は、必ずホームページにリンクしてください」と書かれているサイトを見ることもある。しかし、実際にWebサイトのアクセスを分析すれば、RSSのデータは確実に取得されていて、ホームページ以外から入る訪問者はかなりの割合になること、一度もホームページを訪問せずに出て行く訪問者は少なくない。

ホームページを見てほしいという気持ちはよくわかる。しかしどんなにすばらしいホームページを作っても、そもそもホームページを見てくれなければ意味がない。そして、ホームページ以外から入ってきて、ホームページ以外から出て行く訪問者は増えている。具体的には、ホームページから入ってくる訪問者はせいぜい二~三割程度だ。そして半分ほどの訪問者はホームページを見ずに出て行く。

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必ずしもすべての訪問者がホームページを見るわけではない ということの意味を把握したい。そしてアマチュアが作るサイトの多くは、その点に気がついていないように思う。

ホームページは重要だが、個別の情報ページでも、単にその情報ばかりでなく、適切な関連情報やサイトが伝えたいメッセージなどを表示するリンクなどを設置することが重要だ。たとえば、各ページや記事にヘッダやサイドバーなどを付け、適切な関連情報を提供したり、ナビゲーション・メニューをダイナミックに変化させたり、さまざまな技術的な手法を使ってそのサイトが訪問者に伝えたいメッセージを伝える努力をしなければいけない。

ホームページだけに気を取られてはいけない。どのページから入ってきても、最低限、必要なメッセージが伝わるようにしよう。

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